【2020年版】IR法案(カジノ法案)・カジノってどんなイメージ?IR施設・カジノ合法化についての意識調査

IR法案(カジノ法案)・カジノってどんなイメージ?IR施設・カジノ合法化についての意識調査

2016年に「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)」が成立。ここ数年で紆余曲折を経ながらも国内ではカジノ合法化に向けた動きが進んでいます。

それに伴い、IR(統合型リゾート)やカジノ法案という言葉がさまざまな場所で聞かれるようになりました。

正確には、IR施設=カジノではありません。カジノはIR施設の中で3%以下ということが規定されています。

ですが、世の中の人々はIR、IR推進法・IR整備法(俗に言うカジノ法案)やカジノについてどんなイメージを持っているのか気になりますよね。

そこでカジノアカデミアでは、クラウドソーシング・Googleアンケートを使用し、515人に

  • IR施設、カジノ法案に対するイメージ
  • カジノに対するイメージや体験

を調査しました。

クラウドソーシング・Googleアンケートを利用して意識調査を実施

調査データと調査結果の概要は下記となります。

調査データ概要

  • 調査主体:カジノアカデミア事務局
  • 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
  • 調査対象:日本国内在住20代~60代の男女計515名
  • 調査期間:2020年5月27日(水)~6月3日(水)
  • 調査エリア:全国
  • 有効回答数:515

※以降のグラフは数値の小数点第2位を四捨五入して作成しています

今回の調査結果概要

  • IRについて全体の87.4%が何となく含め知っていると回答しており、一定以上の認知が進んでいることが分かる
  • 日本にIR施設ができることは「賛成:35.9% 反対:32.4% どちらでもない:32.7%」という結果に
  • 全体では賛成・反対がほぼ拮抗しているが、年齢別集計によると50代以上では反対意見が上回っている
  • 「カジノ」のイメージは、映画・ドラマのフィクション作品が大きく影響している
  • 友人からカジノの話を聞くことはあっても、自身がカジノで遊んだ経験のある人は少ない
  • カジノ法案という名称が先行している事で「IR=カジノ」というイメージが持たれている
  • IR施設の支持はリゾートとして地域活性化が見込めるなら賛成という意見が目立つ
  • IR施設に反対するのは「カジノ=治安が悪くなりそう・依存症が増えそう」という意見が目立つ
  • カジノ単体に対するイメージは「ポジティブな意見:観光施設の娯楽・経済活性化/ネガティブな意見:治安悪化・依存症」というものが目立つ
  • IR施設=カジノだけではないという認識は十分浸透しているとはいえない

回答ユーザーの属性

今回の調査に協力いただいたユーザーの属性は下記の通りです。

性別男性:40.2%
女性:59.8%
年齢20~29歳:12.8%
30~39歳:34.2%
40~49歳:31.8%
50~59歳:17.5%
60歳以上:3.7%
年収100万円未満:29.9%
100~200万円未満:16.7%
200~400万円未満:27.4%
400~600万円未満:17.9%
600~800万円未満:3.9%
800~1,200万円未満:3.9%
1,200~2,000万円未満:0.2%
2,000万円以上:0.2%
結婚の有無既婚:42.3%
未婚:57.7%
職業会社員:36.1%
公務員:0.4%
自営業:17.3%
会社役員:0.8%
自由業:11.7%
専業主婦(夫):10.7%
学生:2.1%
パート・アルバイト:10.9%
無職:8%
その他:2.1%

それでは質問ごとに詳細な結果を見ていきましょう。

Q1:あなたが「カジノ」に対して持っているイメージを教えてください。

回答を一部抜粋します(ほぼ同じと思われる回答はひとつにまとめました)。

比較的ポジティブなもの、ネガティブなものに分類しています。

ポジティブなイメージ

・華やか・楽しい
・経済にプラスになる。バケーション。
・大金が動く・一攫千金
・公的かつ合法なものであれば、特に問題ない。
・ほどほどに遊べるのなら悪いものではないと思っています。
・リゾート地にあって、旅行と一緒にギャンブルを楽しむ施設のようなもの。
・治安も管理されているので印象よりも安全そう
・楽しそうなイメージです。
・娯楽施設、集客施設、富裕層向け
・楽しい、エンターテイメント性が高い、依存性が高いと思います。
・ギャンブルのイメージだが、いろいろなゲームがあって楽しそう
・とても高級なイメージです。
・裕福な人が娯楽としておとずれるもの
・ギャンブルの王様

ネガティブなイメージ

・怖い・危険
・ギャンブル依存症
・治安が悪くなる
・パチンコと同じくイメージが悪い
・大金をかけるリスキーなギャンブル。
・勝っても負けても、ギャンブル依存症になってしまうイメージがあります。
・ギャンブル、華やか、ラスベガス、マフィア
・あまりイメージは良くない
・華やかなイメージがある一方で、不健全なイメージもある
・ハイリスクハイリターン
・街の治安が悪くなる
・楽しい反面怖さもあるもの

Q2:Q1でそう答えた理由があれば教えてください。

回答を一部抜粋します。ほぼ同じと思われる回答はひとつにまとめました。

・映画・ドラマ等でカジノが登場するシーンを見たことがあるから
・ハリウッド映画などからのイメージ
・ラスベガスやマカオなどのド派手なカジノをテレビで見たりしたので。
・きらびやかな建物で、わくわくする様な雰囲気なので。
・大金がないと遊べないから
・マフィア映画などでよくカジノが出てくるから
・一日にして億万長者になれる可能性がある。
・賭け事だから人を悪にする
・世界各国の観光地にあるから
・ラスベガスやマカオなどで大金をかけるイメージだからです。
・テレビやインターネットで、ギャンブル依存症の人の特集を見たことがあるから
・自分もカジノで遊んだことがあるからです。
・使う金額が大きくなりすぎて、人生をダメにする人が出てくると思うからです。
・競馬やパチンコなどで身を崩すといったリスクしかないイメージがギャンブルにはある。
・多少のリスクはあるが、それ以上のメリットがある
・逮捕者が出たことがあるため
・海外の映画やドラマ、日本の映画等でカジノのシーンを観てそのようなイメージを持つようになった。

「映画・ドラマなどでカジノのシーンを見たことがあるから」に類似する回答が非常に多くありました。現状のカジノに関するイメージは危険な面・華やかな面ともに映画・ドラマが影響している面が強いと推測できます。

Q3:あなたは海外カジノで遊んだことがありますか?

海外カジノで遊んだことがあるかという質問に対して、全体の17.3%が「遊んだことがある」と回答。「遊んだことがない」と回答したのは全体の82.7%でした。

Q3:あなたは海外カジノで遊んだことがありますか?の調査結果

年齢別集計結果
Q3:あなたは海外カジノで遊んだことがありますか?の年齢別集計

年齢別の集計を見ると、年齢層が上であるほど、カジノで遊んだことがある割合は増えていることがわかります。

Q4:あなたがカジノで使った1日の最高金額を教えてください。

回答者の82.7%が「カジノで遊んだことがない」と回答しているためサンプル数は少ないものの、10万円以上を1日で使った人は回答者全体の1%以下という結果となりました。カジノで遊ぶ人の多くは、あくまで生活余剰金の範囲で健全に遊ぶ傾向があると推測できます。

Q4:あなたがカジノで使った1日の最高金額を教えてください。の調査結果

Q5:あなたの友人・知人がカジノで遊んだという話を聞いたことがありますか。

「友人・知人がカジノで遊んだという話を聞いた」と回答したのは全体の37.1%。残り62.9%は「聞いたことがない」と回答しました。自身がカジノで遊んだことがあると答えた数より、友人・知人がカジノで遊んだ経験があるという人は倍以上の数となっています。

Q5:あなたの友人・知人がカジノで遊んだという話を聞いたことがありますか。の調査結果

Q6:もし日本にカジノができた場合、あなたは遊びに行きたいですか?

「もし日本にカジノができた場合、遊びに行きたいですか」という質問に対して「遊びに行きたい」と回答したのは全体の29.3%。残り70.7%は「行きたくない」と回答しました。

Q6:もし日本にカジノができた場合、あなたは遊びに行きたいですか?の調査結果

年齢別集計
Q6:もし日本にカジノができた場合、あなたは遊びに行きたいですか?の年齢別集計

Q7:Q6の質問で、そう答えた理由を教えてください。

回答を一部抜粋します(ほぼ同じと思われる回答はひとつにまとめました)。

遊びに行きたい理由・遊びに行きたくない理由に分類しています。

「カジノができた場合、遊びに行きたい」理由

・知人から楽しかったという話を聞いたからです。
・今まで行ったことがないので一度ぐらいは行ってみたい
・興味があるため
・日本にカジノ施設ができると旅行に行った時にプランが増えて、とても面白い感じになると思うから。
・海外に行った時のように特別な感じで遊びたいからです。
・スロットくらいはやってみたい
・一攫千金してみたいから。スリルを味わってみたいから。
・人生で一度はカジノで遊んでみたいから。
・単純に野次馬根性です。一度は見てみたい。ラスベガスとかも。
・テレビの情報でのカジノしか知らないので、実際にどういう所か知りたいので
・海外に行かないと行けなかった場所が日本にあるから
・カジノの雰囲気や賭け事が好きだから
・どうせカモにされるだろうけど、テキサスホールデムとかやりたい
・日本の競馬やパチンコとはターゲット層が違う(と思われる)ので、通常の娯楽施設として遊べそうだと思うため。

「カジノができた場合、遊びに行きたくない」理由

・治安が悪そうだから
・自分がギャンブル依存症になってしまうのではないかと心配しているからです。
・素人が勝負して勝てるとは思えないし、なによりギャンブルにハマってしまうのは怖いから
・初心者はカジノで負けてしまうと感じるから
・お金に余裕がないから
・賭け事・ギャンブルが好きではないから
・興味がないから
・賭けられるほど大金を持っていないから
・トラブルに巻き込まれそうだから
・他のことにお金を使いたいし、依存症になるのが怖いから。
・治安にしてもお金にしても、なんか怖い。自分には縁のないところのような気がする。
・カジノなどの賭け事でお金を稼ぎたいとは思わないから
・パチンコや競馬などのギャンブルで十分だと思うから
・場違いな感じがして近寄りがたいイメージがあるからです。

行ってみたい理由として「興味がある」「一度は遊んでみたい」「海外に行かずに特別な感じで遊びたい」などの意見がありました。

それに対して行きたくない理由としては「治安が悪そう」「負けてお金を損してしまいそうだから」「依存症になってしまうのが怖い」「お金に余裕がない」という意見がありました。

Q8:「カジノ法案」または「カジノ法案という言葉」についてどんなイメージを持っていますか?

・治安の悪化を呼びそうで怖い・危険
・あまり良くないイメージ
・国内にカジノを作ることを解禁する法案
・国内にIRを作るための法案
・名前だけが先行している
・観光客を誘致する目的
・反対している人が多い
・色々な利権が絡んで、そのような法案が出てきたというイメージがあります。
・日本は治安が良いのが取り柄なのに、カジノなんて作ったら周辺の治安が悪くなりそうで心配です。
・よく知らない
・いろいろな制約があってなかなか実現できない
・国が管理する比較的安全な賭博場
・インバウンド、海外からの観光客誘致
・違法または違法性の疑いがあるものに比べれば安全。
・より多くの外国人旅行者を呼ぶための法案というイメージがあります。
・海外からカジノを誘致するイメージです。
・カジノで観光業を盛り上げていくために必要な法律
・よくわからないけど、日本の経済を底上げするのに、一役買いそう。
・ギャンブル促進。
・実際にはカジノのみに関する法案ではないのに通称「カジノ法案」として広まっているため誤った認識をされている
・特別なイメージは持っていないが、前向きには受け止めている。
・カジノを合法化するので、良くないイメージです。
・経済面でのメリットなど興味はあるが、デメリットが多そうなイメージがあります。
・賛否両論あるイメージ
・自分はギャンブル嫌いだが、したい人にとって待ちに待った法案なんだろうなと思う
・合法的にカジノを遊ぶことが可能になるポジティブな印象
・日本にもカジノを普及させようというイメージがあります。

次に、こういったイメージを持たれている理由を分析してみましょう。

Q9:Q8でそう答えた理由を教えてください。

・ギャンブル依存症が増えたり、治安悪化が気になるからです。
・中身がどうなるかが大事、民間より国営のほうがまだ健全なイメージがある
・ニュース等でのカジノ法案に関する報道を見たことがあるから
・日本の製造業は年々落ちぶれてきているので、観光立国としての立ち位置が今後の日本の生き残る術だと思うから。
・日本でわざわざしなくてもよい
・野党やマスコミが批判的だから
・テレビで、利権が絡んでいる旨の報道を見たことがあるからです。
・中身が見えてこない
・ある程度の決まりがないとカジノにお金をつぎ込んでしまう人が出てくると思うからです。
・あまり聞いたことがないため
・民間経営と違って国のほうが信頼できそうだから。
・もう何年も議論だけされているので
・カジノが日本にはできると治安が悪くなりそうだから。
・ギャンブルで破産する人が増えそうだから
・大金が動く場合は必ず利権が発生するから
・カジノは必要ないと思っているから
・カジノで観光業が盛り上がるかどうかを討論しているテレビ番組をたまに見るので
・訪日外国人が、たくさんのお金を落としていってくれるから
・日本にもカジノを作ってもいいと思っているから
・カジノ法案という名前からそのようなイメージを感じました
・カジノの設立の話は20年前からあるときいているから
・日本にIRを作るために必要な法案だから
・日本の経済を立て直す方法の一つになりえるから。
・カジノ=ギャンブルというイメージがあるのでそう思いました。
・少し前に、IR関連で癒着騒ぎがあったからです。
・IR法案という通称もあるのにカジノ法案と一部分だけ抜き出すのは、誰が言い出したのかは分かりませんがかなり誤解を生む表現だと感じられるからです。
・世界的な観光地には大抵カジノがあり、日本でもカジノをつくることで海外の富裕層がより多くのお金を日本で落としてくれるようになるため

「カジノ法案」という名称は正確には正しくなく「IR推進法(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)」「IR整備法」となります。

しかしこの「カジノ法案」という言葉のイメージから、前述のカジノのイメージも相まってIR=ギャンブル促進・治安悪化というイメージを持たれていると推測されます。

日本にカジノができる際にはIRに占める面積がごく一部(3%)に限定されていたり、カジノへの入場制限があったりと世界的に見ても厳格な安全規定が設けられるように検討されています。

そういった背景が認知され、「日本のIR(カジノ)=危険な場所」というイメージを払拭していく事が今後の課題になるでしょう。

カジノ法案(IR法案)・IRについて当サイトでも解説記事を掲載しています。

Q10:IR(統合型リゾート施設)という言葉を知っていましたか?

「IR(統合型リゾート施設)という言葉を知っていましたか」という質問に対して「知っている」と回答したのは全体の33.2%。「何となく知っている」と回答したのは全体の54.2%、残りの12.6%は「知らない」と回答しました。全体の87.4%がIRについて何となくでも知っていると回答しており、一定以上の認知が進んでいることが分かります。

Q10:IR(統合型リゾート施設)という言葉を知っていましたか?の調査結果

年齢別集計
Q10:IR(統合型リゾート施設)という言葉を知っていましたか?の年齢別集計

年齢別集計を見ると、40代以上で「IRという言葉を知っている」と回答した人の割合が増えているのが分かります。

Q9:日本におけるカジノを含むIR施設の設立に賛成しますか?

「日本におけるカジノを含むIR施設の設立に賛成しますか」という質問に対して「賛成する」と回答したのは全体の35.9%。「反対する」と回答したのは全体の32.4%で、残り31.7%は「どちらともいえない」と回答。

Q9:日本におけるカジノを含むIR施設の設立に賛成しますか?の調査結果

年齢別集計
Q9:日本におけるカジノを含むIR施設の設立に賛成しますか?の年齢別集計

年齢別集計を見ると、20~40代では賛成・反対がほぼ拮抗しているか賛成が上回っているのに対し、50代以上では反対意見の方が多くなっています。

IRという言葉を「知っている」と回答した人が50代からは40%を超えていることを見ると対照的な結果といえます。※60代の回答サンプル数が少ないため、その点を考慮する必要はあります。

Q10:Q9でそう答えた理由を教えてください。

「日本におけるIR施設の設立」に賛成する理由

・街が賑やかになって経済が活性化しそうだから。
・観光客を多く呼べるから
・カジノが一体になっていることには抵抗があるけれども、これだけ色々な施設が入った複合観光施設は魅力的だと思う
・娯楽が増えるのは良い事だと思うので
・カジノはともかく、観光施設はお客さんがいっぱい来そうだし雇用も生まれるからです。
・観光のついでにカジノに行く人が多いと思く、その方が相乗効果があると思うので
・観光地として栄えたらもっと国が豊かになると思うから
・海外のそういった複合リゾート施設みたいなものを日本でなぜ作らないのかと思っていたから。
・経済・雇用効果が期待でき、景気がよくなれば嬉しいから
・ギャンブルに対する悪印象はあるが、経済的にIR施設には良いところもあると思うから
・都市の魅力が増えると思うので。
・きちんと国が直轄で管理していれば、脱税や外国への送金などの不正も起きにくいと思うから。
・人口が減少している日本で、観光業はもっともっと力を入れていかないといけない産業。
・国内ではもう限界で、外貨を稼いだ方が良いと思うので。
・休日に行くと楽しいんだろうなと思うからです。
・楽しめる場所が増えるので賛成です
・複合かつ観光客向けならアングラな雰囲気にはならないだろうし、既存の施設との差別化にもなると思うから。
・カジノを始めた場合、効率よく集客して利益をあげるのにIR施設は必要だと思うので。
・日本でお金を落とす外国人が増え、現在あるパチンコなどのギャンブルが減りそうだから
・カジノだけなら反対ですが、観光施設があるなら雇用が増えるのではないかと思います。悪いことだけではなさそうです。

「日本におけるIR施設の設立」に反対する理由

・治安の悪化が懸念されるから。
・日本の観光産業には良い影響がありますが、施設近辺の治安が悪化してしまうのではと思うからです。
・治安の悪化やギャンブル依存といった問題が生じる恐れがあるから
・日本にカジノは必要ないと思うから
・反対はしないが自分が住んでいる街にできるのは嫌
・複合観光客施設を作ることは賛成だが、カジノをその中に入れる必要性が無いと思うから
・パチンコがあれば、カジノは必要がないと思うからです。
・外国人観光客からのインバウンドでは成り立たないし、現在多くの日本人にはギャンブルに充てるお金はないと思うから。
・子供や家族も行くところになるから。
・カジノ自体はある程度の娯楽として認めたいが、未成年や依存症の人に悪い影響が出ないか心配なので。
・賑やかになりそうだが、日本の風土に合っていない気がする。
・複合観光集客施設そのものは儲かるならやったほうがいいが、博打をメインにしてほしくない。
・テロや強盗などが起こりやすくなるかもしれないため。
・争い事が起こりそうで怖いです

賛成する理由としては「経済・雇用効果が期待できるから」「複合観光施設の中にあるのなら悪くない」「娯楽が増えるのは嬉しいから」という意見が多くありました。

また反対する理由としては「治安が悪くなりそうだから」「ギャンブル依存症が増えそうだから」という意見が多くありました。

Q11:IRを設立する場所はどこが適切だと思いますか。

「IRを設立する場所はどこが適切だと思いますか」という質問に対して、賛成の中でもっとも多かったのは東京都の11.8%。次いで大阪の9.1%、横浜の8.7%と続いています。

IRの設備投資を回収する意味でも。集客が期待できる都市圏になることが予想できます。

長崎もハウステンボスでカジノ運営してきた経緯があるためか、回答に挙がっていますね。

Q11:IRを設立する場所はどこが適切だと思いますか。の調査結果

まとめ

最後に、調査結果概要をもう一度記載しておきます。

今回の調査結果概要

  • IRについて全体の87.4%が何となく含め知っていると回答しており、一定以上の認知が進んでいることが分かる
  • 日本にIR施設ができることは「賛成:35.9% 反対:32.4% どちらでもない:32.7%」という結果に
  • 全体では賛成・反対がほぼ拮抗しているが、年齢別集計によると50代以上では反対意見が上回っている
  • 「カジノ」のイメージは、映画・ドラマのフィクション作品が大きく影響している
  • 友人からカジノの話を聞くことはあっても、自身がカジノで遊んだ経験のある人は少ない
  • カジノ法案という名称が先行している事で「IR=カジノ」というイメージが持たれている
  • IR施設の支持はリゾートとして地域活性化が見込めるなら賛成という意見が目立つ
  • IR施設に反対するのは「カジノ=治安が悪くなりそう・依存症が増えそう」という意見が目立つ
  • カジノ単体に対するイメージは「ポジティブな意見:観光施設の娯楽・経済活性化/ネガティブな意見:治安悪化・依存症」というものが目立つ
  • IR施設=カジノだけではないという認識は十分浸透しているとはいえない

今回の調査結果を総合すると、現状カジノのイメージはフィクション作品の影響もあって良いものとはいえません。

それが含まれるIR施設も、経済効果への支持はあるもののネガティブなイメージはカジノとほぼ同様の内容であることが分かります。

実際、国内3か所のIRのうち、カジノ施設はその3%に限定されることとなっています。

ですがカジノがギャンブルであることは事実で、IR推進にあたっては「ギャンブル依存症の対策」は必須といえるでしょう。

またIR・カジノの運営や主旨について広く知ってもらい、まずフィクションのイメージを払拭することが客観的な判断のためにも必要と考えています。

カジノアカデミアでは今後もIR・カジノ合法化に関する情報を調査し、発信していきますのでよろしくお願いします。